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あなたはお金の基本的な本質を理解しているか?

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巷ではマネー本が多く売り出され、あらゆる著者のお金持ちになる方法が記されている。実際僕もお金に関する本は2030冊程度は読んでいる。それらを読み通していくうちにやはりお金持ちになる人には共通点が多々あり、似たような思考回路をしていることが分かった。お金持ちになるには、このお金持ちに思考回路になることが最も最短である気がしている。

今回お金持ち本でも、特にお金の本質を抑えていて、かつ実績がある著者の本をまとめてみた。この基本原理を抑えているだけでも、豊かさを享受できることは間違いないだろう。

 

 

法則お金は知恵と忍耐をまなぶためにある

  

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お金持ちになる第一歩は自分の収入の10分の1を自分にあげること

つまり、得た収入の1割を残す(貯金する)ということ。

自分のために残さないということは自分のことを可愛いがっていないことであり、この自分にあげる行為が「お金に困らないため」の「お金もちになるため」の第一歩となる。

 

 

「知恵と忍耐」を学べば魂は向上する

人間は何度も生まれ変わる。それは「魂」を向上させるため。

ではどうすれば魂が向上するのか?

「知恵と忍耐」を学ぶことである。

お金を通して「知恵と忍耐」を学ぶことがお金持ちになるための最短ルートである。

 

 

忍耐力を養うためにはお金を「財布」に残すことが大切

はじめは銀行口座ではなく、「財布」の中に残すことが大切である。

それは財布の中身を肥えさせることに意味がある。

なぜなら財布の中身が肥えると、豊かな波動が出て、お金を引き寄せるから。

お金には「あるところ」に集まる習性がある。

実は空の財布を持っているのが波動的に一番良くない。

 

 

お金を持つためには「器量」がいる

人は器量以上のお金を持つことができない。

宝くじの当選金や臨時収入が身につかないのもそうのような理由から。

だからまず、忍耐力を養いながら大金がもてる「器量」を育てないといけない。

 

 

「忍耐」の次に「知恵」が問われる

お金を貯めるために「忍耐」が必要だが、貯めたお金を減らさないためには「知恵」が必要。

お金を持つと、必ずそのお金を狙う人がでてくる。

そのためうまい話に引っかかったり、騙されたりしないような「知恵」が必要になってくる

 

「知恵と忍耐」で器量を増やす

まず入ってきたお金1割を貯める。

その貯めたお金を減らさないようにして、働かせる。

最初は少額でもお金は貯まってくると「加速の法則」が働いて更に貯まるようになっている。

結局お金持ちになるには「器量」が必要。

たくさん稼ぐ人もお金を持つための「器量」がないと、お金に困る結果を招く。

その「器量」とは「知恵と忍耐」のことである。

 

 

 

法則2 「なぜかお金が入ってこない人」は心のどこかでお金を嫌っている

 

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紙幣の数に限りがあっても、お金の価値にはかぎりがない

  お金の本質は「お金は限りなくある」ということ。

土地の値段が昔と比べ何倍にも増えているということは、パイも何倍にも増えるということ。

つまり「価値には限度がない」のである。

あなたがどれだけ川の水を飲んでもなくならないように、お金は誰かと奪い合わなくてもたくさんある。

 

 

 

お金持ちになりたかったら、「お金がある人」に聞く

お金持ちになるひとは「お金持ちになる方法」を知っている。

その人に教われば良いだけの話。

日本はお金持ちを悪人みたいにいうところがある。

でも実際本当に知恵のある人は悪いことをしない。

なぜなら本当に知恵のある人は犯罪がどれだけ割に合わないか知っているから。

 

 

お金を貯められないのは考えが未熟な証拠

「お金持ちになれない人」は「お金持ちになるための努力」をしていない。

お金を貯められない人は考えが未熟である。

そういう人に限って150万円するワインとかを飲みたがる。

考えが未熟な人は、遊ぶのにも「お金をかければ楽しめる」と思ってる。

「お金=楽しいこと」ではない。

 

 

「仕事が嫌い」はお金を敵に回している

どんな仕事でも目的はお金儲けである。

サラリーマンは会社に仕事をしに行っているというよりも、会社にお金儲けに行っている。

「仕事が嫌いだ」っていう人は、お金を敵に回しているのと一緒。

どんなに仕事が辛くても「仕事が大好きです」って口に出して言ってみる。

そうすればだんだん仕事に好かれて、お金からも好かれるようになる。

 

 

お金の流れを止めない

お金もちになるには、まず「お金の流れ」を作らないといけない。

どんなに大きなため池を作っても、ほおっておけばいずれそのため池は干上がってしまう。

「お金の流れ」を作るためには働いていない人ならまず働くことから始める。

ダメな人ははすぐに仕事を辞めたがる。

仕事を辞めるとお金の流れが止まり、やがてダムの水がなくなる。

 

 

「お金がないこと」を正当化してはいけない

よく世間では「貧富の差をなくせ」という。

でもお金持ちは、そのための努力をしたからお金持ちになれた。

「お金がないこと」を正当化してたら絶対にお金持ちににはなれない。

お金があった方が健康的に暮らせるし、お金も友情も共に大切にすればいい。

お金は神が作ってくれた最高の知恵である。

 

 

 

忍耐があれば「欲」も生きる

人は欲があるからこと「お金落ちになりたい」って思う。

大切なのはその欲とどう付き合っていくか。

たとえば貯金ができないひとは「欲と上手く付き合えていない」証拠。

欲望と忍耐は車でいうアクセルとブレーキに似ている。

欲も忍耐も否定するのではなく、認めて活かすことを考えた方がよい。

 

 

お金は大切にしてくれる「人」のところに集まる

お金は大切にしてくれる人のところに集まる

お金に好かれるにはお金のことをしらないといけない。

それにお金を持っていると発想が豊かになる。

なぜなら脳は一度に一つのことしか考えられないから。

お金に苦しんでいる時は豊かな発想もできなくなる。

 

 

お金は受け取る準備をしていないと入ってこない

お金に縁が薄いひとは「お金を受け取る準備ができていない」ことが多い。

お金に対する偏見をなくさないといけない。

臨時収入があった人や昇進した人に「良かったね」と言ってみる。

人の幸運を願っていると心豊かになる。

豊かな心は豊かな波動をだし、同じ豊かな現象を引き寄せる。

 

 

 

以上 お金の基本的な法則をまとめてみた。お金の性質を理解し、自然の摂理としてお金を理解することが、お金持ちへの第一歩ではないだろうか。このような素晴らしい知恵を他の人にも伝え、より多くの人が豊かになってもらえらば嬉しい。あなたもまず自分の変え、そして誰かに伝えることをしてみてほしい。

 

 

500冊以上本を買ってきた僕が選ぶ教養が身につく歴史の本6選

 

 

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最近歴史書にはまっている。知識人と同じ土俵に立ち会話をするためには世界史の一般常識ぐらい知っておかないと恥ずかしいと思い、勉強しはじめた。何しろ知らないとことが多すぎてどの時代背景から学んでいきべきか色々な本を手にとっては、なんかしっくりこないと本棚に返す。膨大な歴史書の中でも良いと思ったのは、第1に文章に知性が溢れていることと、第2にストーリーがまとまっていること(分かりやすいこと)であった。歴史という事実の積み重ねに対して、著者の解釈が示唆に富んだものであれば良書と判断した。

 

 

以下がオススメする書籍だ。

 

 

 

  1.  ビッグヒストリー入門
  2.  まんがで分かるサピエンス全史の読み方 
  3.  図解で分かるホモサピエンスの秘密
  4.  サピエンス全史(上)(下)
  5.  銃・病原菌・鉄(上)(下)
  6.  3時間半で国際的常識人になれる速修戦後史欧米編 

 

なぜ歴史を学ぶのか

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 教養が身につく

歴史を学ぶことで教養が身につく。教養とは学校での基礎的な勉強だけでなく、実生活において役立つ生きた知恵である。過去歴史を見れば、日本において戦国時代や江戸時代では、人を切り捨てても罰せられない時代があった。しかし現在においてもちろん罪に問われる。時代によってその時々で正義の価値観が違っているということである。歴史を学ぶことで社会、人、思想の流れをダイナミズムに感じることができる。

 

人間を知ることができる

人類が地球上に誕生してから、現在に至るまでどう進化して、何を創造してきたのか辿ることは人間の理解につながる。また歴史上の分岐点となる出来事(戦争や革命など)で、各国のリーダーがどのような決断をして、その結果どう歴史が動いたか知ることはから得られる学びは大きい。

 

俯瞰的に物事を見る視点が身につく

歴史を学ぶことはスケールが大きい情報を知ることであるため、物事の本質を掴む力がつく。逆にテレビのニュースから発せられる情報は断片的なものであるため、一つ一つが良い悪いではなくて、本当に現在を理解するためには、過去からの歴史を知り読み解いていく必要があるだろう。

 

思考に深みがでる

世界史など勉強すると様々な地域、宗教、民族について知ることができ、多様性を理解できる。違いを知ることは一つの思考にとらわれず広い視野を持って物事を考える上で大切であり、考える作業においても良い影響を及ぼす。

 

なぜこの6選なのか

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効率的な勉強方法として、全体像をまず捉えることで理解が容易となるため、僕はスケールの大きな歴史書から読むこととした。より大きな時間軸を自分の中に形成できる面白い物語としてまとまったものを選んだ。あまり歴史に詳しくない僕でも分かりやすいということは、著者に知性がある証拠であり、そのような知識人達の歴史の解釈は知恵として身につくだろう。サピエンス全史やホモ・サピエンスの秘密はホリエモンや、高城剛など面白い人たちもオススメしている。

 

 

1 ビッグヒストリー入門 科学の力で読み解く世界史

最初に読むことをお勧めする。人類史を3つの区分で分類。それぞれ狩猟採集時代、農耕時代、近代。この本では自分のなかに歴史の時間軸がもてる。紀元前25万年前狩猟採集時代が始まり、紀元前8000年に農耕時代を迎え、1750年からを近代としている。より大きなスケールでざっくりと人類史を俯瞰することができるため、この本を軸として他の歴史書をがどの部分にあたるか確認していくことで理解が深まる。

 

 

 

 

2 図解で分かるホモ・サピエンスの秘密

この本はサピエンス全史の内容と重なっているが、20のテーマが図解となっており分かりやすく、一つ一つのテーマが見開き2ページで完結しているためすぐに読める。

サピエンス全史を読む前にざっと目を通すだけでも有益であり、面白い。僕は「人類が創造した主要な概念は12個」であると勝手に解釈した。人類が文明を発達させるために作ってきたそれぞれの概念の歴史をたどるだけでも本当に勉強になるだろう。

「宗教」「ヒエラルキー」「貨幣」「国家」「帝国」「数」「法律」「硬貨」「信用創造「資本」「法人」「株式会社」これら全てを人類は創造性を駆使して、創造してきたのだから人間のイマジネーションはすさまじい。

 

 

3 まんがでわかるサピエンス全史の読み方

サピエンス全史が漫画で分かるなんて。ストーリーと思想の連携が少し強引な気もするが、頑張れば20分ぐらいで読めてしまう。

簡単に読めて、要点だけ掴めるという点で優れている。サピエンス全史を読む前さらっと読んでおくだけで良いだろう。

 

4 サピエンス全史(上)(下)

 

現在ベストセラーとなっており、多くの教養人がオススメしているが本書である。この本が面白いのは、「歴史」のみでなく人間を生物学的視点で捉えている点である。もはや歴史書というより、生物学、哲学、社会学などがミックスされた教養溢れる本である。「サバンナの負け犬だったわれわれサピエンスが今の繁栄を築いたのは妄想力のおかげ」という主題が説得力があり、ホモ・サピエンスは虚構を創作したことでネアンデルタール人を駆逐し、生物界において頂点に君臨するに至った。虚構を作り出したことで、生物界ではあり得ない150人以上の集団を作ることができ、更に多くの虚構を創造していった。私たちが生まれてきて生活する上で当たり前だと思っているものの多く(貨幣、法人、法律、宗教、国家など)は人間が創造した物語であると著者は言う。衝撃的な内容であるが、人間の知性を根本的な部分から考えさせられる内容である。人類史を通して深い教養が学べる1冊である。

 

 

 

5 銃・病原菌・鉄(上)(下) 一万3000年にわたる人類史の謎

生理学者、進化生物学者であるジャレドダイアモンドによって書かれた名著である。この本は人類史13000年の様々な謎をテーマに書かれている。

「勝者と敗者をめぐる謎」「食料生産にまつわる謎」「銃・病原菌・鉄」「世界に横たわる謎」の4部構成からなる。1章ではポリネシアにてマオリ族がモリオリ族を虐殺した歴史を例にとり、1000年前は元々同じポリネシア人だったこの二つの民族がなぜここまで一方的に虐殺されたのか。またインカ帝国スペイン帝国の衝突において兵士の数が極端に少なかったスペイン帝国がなぜ勝利できたかなど、教養溢れる著者によって論理的で説得力のある考察が展開されている。ピサロと皇帝アタワルパの戦いの章では、臨場感があり一気に読めてしまうのに、勉強になる。本書も歴史を「些細な事実の羅列」として捉えるのではなく、進化生物学、地質学、気候学的側面など様々な視点から眺め、人類史のパターンを導き出している。

 

 

 

6 3 時間半で国際的常識人になれる速修戦後史欧米編

この本では近代史を学ぶことができる。第二次世界対戦後の歴史の流れが本当に良く分かりやすい。ヨーロッパ、アメリカ、ソ連、中国、日本の外交がざっくり理解できる。資本主義と共産主義について、右翼と左翼についての概念を前提に世界がどう動いていたのか論理的な展開で読みすすめられる。個人的に戦後史の本でこれ以上分かり安い本はないのではないだろうか。まずこの本で戦後史を大まかに捉えることで勉強の効率は大幅にアップするだろう。

 

 

歴史を学ぶ上で、ビッグヒストリーやサピエンス全史からまず学び、より大きな時間軸を把握することは学習において効率的だといえる。そのような大きな流れを把握してから、様々な帝国について学んだり、ヨーロッパの大航海時代、アメリカの歴史を学ぶなどすれば知識は確実なものになるだろう。歴史を学ぶことで、人間について、文明・都市について、革命について知れる。人類が辿った道筋を知ることで、今という時代がなんとなく理解できるのではないだろうか。そしてあなたはこの時代にどのような舵取りを行なっていくべきか大いに参考になるだろう。

思考スキルのデファクトスタンダード 「ロジカルシンキング」を学ぼう

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僕は社会人になってから多くの本を読んだ。自己啓発書、ビジネス書、お金の本、歴史書、哲学書、小説などなど。3年間で合計700800冊ぐらいだ。本を読む自己投資は最も利回りが良く、コスパが良いのはご存知の通りだろう。

しかしある時ふと思った。本から得た知識は増えているが、本当に地肉となっているのだろうかと。得た知識が膨大で自分のなかで整理しきれておらず、知恵となっていないのではないかと。そんな時あるブログを見つけハマってしまった。そのブログは文章構成が秀逸でとても分かりやすく、センスが抜群に良かった。そのブログの著者は自分の考えをまとめる思考のトレーニングのためにブログを書いているとのこと。著者が文章を書く際のポイントとして意識していたのは、デザインにこだわること、そして論理的な文章構成と展開だった。僕もそのようにセンスの良い文章が書きたくて論理的思考(ロジカルシンキング)を学びだした。だがロジカルシンキングを学んだことで得たものは思いのほか大きかった。自分の頭が整理されていくこと、ものごとの本質がつかめること、コミュニケーションが上手くいくなど投資効果大であった。今回は投資効果抜群のロジカルシンキングを学ぶことのメリットと文章構成の方法をまとめてみた。

 

 

 

  •  ロジカルシンキングを学ぶことのメリット(WHY)
    • 1 コミュニケーションが上手くなる
    • 2 伝える力がつく
    • 3 文章力がつく
    • 4 問題解決力がつく
  • ロジカルシンキングのピラミッド構造とは (WHAT)
    • 論理構造はピラミッド型である
    • ピラミッドの内部構造はどうなっているのか
      • 縦の関係
      • 横の関係
      • 導入部のストーリー展開
  • ピラミッド構造の組み立て方(HOW TO)
    • 1 導入部について
    • 2 大まかなアウトライン(導入部+ピラミッド)を作る
  • ピラミッドの内部構造(HOW TO)
    • ロジックの順番を意識する 
      • 時間の順序
      • 構造の順序
      • 重要度の順序
    • グループ内を要約する(帰納法
      • 白紙の主張を避ける
      • 行動の結果を述べる
      • 類似点を見つける
    • さいごに

 

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世界の視点が変わるオススメの書籍 5選

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1  超訳 資本論 お金をしれば人生が変わる    許  成準

 この本はカール・マルクス資本論の解剖書である。

資本主義システムの構造を論理的に説明してあり、例も取り入れた文章は読んでいて面白い。難しい経済書を読む前にまず本書で要点をおさえることで理解が進む。

多くの人が雇われている身であると思う。僕もその一人だが、この本を読み、自分が一労働力という「商品」であるという客観の視点が得られた。本書を読み資本主義システムを理解すれば、今まで自分が生活してきた世界が違う見え方をすると思う。自分の働き方を考えさせられる1冊だ。

 

 

2  世界はすでの破綻しているのか? 高城  剛

著者の経歴はすさまじい。世界各国を飛び回り、あらゆる国で仕事をしてきた著者はその圧倒的な経験により本当にリアルな世界を感じさせてくれる。

2008年ロンドンに住んでいた著者は、リーマンショック後一瞬で街の空気が変わり、イギリス人が質素な暮らしへと早変わりしたことを体感している。また2009年に移住したスペインでも不動産バブルの崩壊から、若者の失業率が50%を越えた状況を体験している。

本書は国家財政破綻に陥った国の例を多数取り上げている。歴史は繰り返すという事実から、日本もいつシステムが崩壊してもおかしくない状況であると著者は考えている。もはや時間の問題であると。各人しっかりと備えることを考えさせてくれる一冊である。

 

 

3  知らないと恥をかく世界の大問題1〜7  池上  彰    

 歴史は面白い。自分が生まれる何千年、何百年も前から世界には様々なことが起こっていたという事実を知り、長い歴史の延長に現在があると考えるだけでワクワクする。
このシリーズは池上彰が、2009年から執筆している。1年おきに発行されており様々な国の世界情勢がとても分かりやすい。本の初めには「世界の勢力地図」がありヨーロッパ、アメリカ、ロシア、中国、中東、日本の情勢が一覧でき同時進行でおこっている問題を俯瞰することができる。

すでに著者はTVにも多数出演しており、その分かりやすい解説には定評があるが、本シリーズもとても分かりやすい。圧倒的な知識と歴史のつながりを理解している著者は、事実を淡々と記しており、極端な見方に偏ることがないそのスタンスはクールであり信頼できるものである。

 

 

4  自分のアタマで考えよう  ちきりん

本書は人気ブロガーのちきりんが執筆した、思考の方法論である。

この本を読みまずハッとさせられたのは、「考える」と「知っている」は別物であるということである。私たちは膨大な知識を持って物事を判断していることが多い。それは「考える」ことをしているようであって、実は安易に知識から浅い推測のもと判断していることが多いということ。知識が思考の邪魔をするということである。
ちきりんによれば知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、思考とは「未来に通用
する論理の到達点」である。知識だけに依存し自分の頭で考えることが出来ないと、イノベーションは起こせないだろう。
本書を読めば、自分が論理的で知的な人間になれそうな気がする。

 

 

5  リベラルアーツの学び方  瀬木比呂志

 教養と聞くとどんなイメージを持つだろうか。身につけた方が良いが、身につけるのに多くの時間を要し、リターンは得られるのか?そんなイメージではないだろうか。
本書を読み、実践的な教養が僕たちの人生に多くの価値を与えるものだと確信した。本書も構成が秀逸である。「なぜリベラルアーツを学ぶ必要があるのか」から始まり、「基本的な方法と戦略」を解説し、「実践リベラルアーツ」と具体的な実践に入っていく。論理展開がしっかりされている構成からも本書の価値が推測できる。
第1章の内容では、生物学、脳神経科学、精神医学関連、自然科学と、生物としての人間を理解するというところから始まる。ヒトも自然を構成する生物の一種である。その自然科学的な考え方は究極の客観ではないだろうか。

第2章 哲学、社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクションを学ぶことで、世の中の構造を学ぶ。

最後に第3章 文学、映画、音楽、漫画、広い意味での美術など芸術を学ぶべきだと述べている。本書は特にに芸術の重要性を述べている。教養を身につけるためにそれほどまでに、芸術は重要なのだろうか。しかし本書を読めば、その文章の深さ、美しさから圧倒的な知性を感じられるだろう。

著者は述べている。学者の書物でさえ、芸術面での教養があるか否かは社会に広い影響を与えうるか、また長く後世に残ってゆくものになるか意外に大きなポイントになりうると。 幅広いジャンルを横断的に読んでいくことが大切である。