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思わず読みたくなる文章力を身につける3つの方法

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あなたにとって、ネット上で読みたい文章とはどのようなものだろうか?

自分の悩みを解決してくれる記事、興味がある話題などだろうか。

僕もよくタイトルが面白そうで読み出して、気がついたら時間だけが過ぎていたなんてことがよくある。内容はそこまでなのに、なぜか読み進めてしまう。

僕は文章術の本を何冊か読んで、読まれる文章には一定のルールがあることに気がづいた。

文章力のスキルは、SNSやブログなどで情報発信をする際に、他人と大きく差が出るところなので是非勉強しておきたいところだ。

あなたもこれを知るだけで、一気に魅力的な文章が書けるようになると思う。

この記事はこのような人に向けて書いた。

 

 

①人に読まれる文章力を身につけ、発信力を高めたい人

②セールスや企画書に応用して、仕事で成果をあげたい人

 

ポイントは以下3つである

 

 

1 人は綺麗な文章に惹き込まれるのではない

2 人は論理ではなく感情で動く

3 見た目とわかりやすさが大切

 

 

 

1 人は綺麗な文章に惹き込まれるのではない

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読まれる文章は綺麗に書く必要はない。

普通人は文章を書く際に、「丁寧に書かないといけない」「詳しく書かないといけない」と情報をたくさん書きがちになる。

でももっとシンプルでいい。

実は感情的で、荒削りな文章の方が読まれやすい。

綺麗な文章より、素直で、飾り気ながない方が人の心に刺さる。

読む側も人間である以上、共感できたり、気持ちがこもっている方が面白かったりする。

もちろん、情報が詳しく書いてあったり、しっかりまとまっている方が有益であろう。

でも人が読みたい文章は、綺麗な文章ではなく、その人の人間味が感じられるシンプルな荒削りな文章なのだ。

 

 

2 人は論理ではなく感情で動く

 

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1に共通するが、感情が重要であることをしっかり理解しておこう。

では相手の感情を揺さぶるにはどのような心理学的なテクニックが応用できるのだろうか。

ポイントは以下の3つだ。

 

❶相手の興味をまず知る

❷相手の悩みを理解する

❸全ての人が「認められたい」という欲求を持っている

 

 

相手の興味をまず知る

基本的にみんな、自分の興味のあることしか、知りたくないし、聞きたくない。

あなたが男性であれば、化粧品についての記事は別に読みたくないだろうし、女性であればプロテインについてはどうでもいいだろう。

一概には言えないが。

つまり、相手の興味のあることをまず知り、ピンポイントでそこを突くことが出来ればいいわけである。

そのためにはSNSから情報収集したり、どんな趣味の友達がいるかなど知ることから始める。

その人にとって興味ある話題を提供できれば、間違いなく読まれる。

 

相手の悩みを理解する

あなたにも悩みが1つや2つあることだろう。

人間はどの年代においても、年齢に応じた悩みがある。

基本的に人間の悩み4つに分類できる。

「お金」「健康」「人間関係」「将来」についてだ。

そしてその悩みを解決するような、情報や知恵を提供できれば、人は読んでくれる。

悩みを人に相談しにくい人は、インターネットで検索することもあるだろう。

そんな時、ぴったりな解決策をがあれば、誰もが興味を持って読むだろう。

 

全ての人が「認められたい」という欲求を持っている

認められたいという承認欲求は強い感情である。

SNSではみんな「いいね」をもらいたいと思っている。

人間は基本的に、他者から認められたいと思っているため、文章においてその心理を上手く活用しよう。

つまり、相手の欲求を満たすことで気持ちよくさせて、行動に結びつけてもらうのだ。

 

 

3 見た目とわかりやすさが大切

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あなたはどんなブログやwebサイトを読みたいと思うだろうか。

文字量が多くて、ごちゃごちゃしたサイトだろうか。

人に文章を読んでもらうためには、読みやすさへの配慮も必要である。

 

以下が具体的な配慮のポイントである

 

❶不要な言葉を削り、一文が長くならないようにする

❷改行、行間の調整をし、見やすいようにする

❸箇条書きで、要点を整理する

❹論理的な文章構成にする

 

 

 

まとめ

   

1 人は綺麗な文章に惹き込まれるのではない

2 人は論理ではなく感情で動く

3 見た目とわかりやすさが大切

 

この3つのルールを守ることで、ぐっと魅力的な文章となるだろう。

発信力が問われる時代において、あなたも是非習得しておこう。

 

コミュ障だった僕が、コミュニケーション能力向上のために身につけた考え方

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僕は以前人と話すのが本当に苦手だった。

コミュニケーション能力がものすごく低かったのだと思う。

 

そのため他人と良好な人間関係がなかなか築けないどころか、人と話すのさえ怖かった。

会話が本当に苦手で、まともに会話のキャッチボールが出来なかった。

 

そのため日常生活においてストレスも強かったように思う。

 

しかし、コミュニケーションに対して考え方の本を何冊か読むうちに、少しづつ周りの人と打ち解け、良い関係も築けるようになった。

 

今までギスギスした人間関係を他人や社会のせいにしてきたが、振り返ると自分のコミュニケーション能力の低さが、そもそもの問題であったのだろう。

 

コミュニケーション能力の低い人はそのことに気が付きにくい。

 

コミュニケーションが上手くとれないだけで、仕事が上手くいかなかったり、家庭が円満に回らなかったりと大きなマイナスとなる。

 

逆にコミュニケーションが上手くとれると、精神的なゆとりが生まれ、仕事や家庭にも良い影響が出てきた。

 

コミュニケーション能力は、コラボレーションできる人が活躍できるこの情報化社会において、もっとも必要なスキルなのかもしれない。

 

今回は、僕が本から得た知恵をまとめて見た。

 

・コミュニケーションの基本原則(コミュニケーションとは)

・コミュニケーション能力が高い人がもっている考え方

・コミュニケーション能力を高めるため磨くべき5つの力

 

コミュニケーションが上手く取れず人間関係でストレスを抱えていたり、職場で更に成果を上げるための知恵として活用していただければと思う。

 

 

 

コミュニケーションの基本原則を知る

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コミュニケーションとは、キャッチボールである

 

基本的なことだが、コミュニケーションとは双方向のキャッチボールである。

両者が「話す」「聞く」の両方を行うことで成り立っている。

つまり一方的に速いボールばかり投げたり、相手が受け取りにくいようなボールを投げていたら、上手くいかない。

投げる人(話す人)が手加減したり、受ける人(聞く人)がしっかりボールを捉えられなければ会話は成立しなくなる。

この基本の原則は、たとえ仕事上の上司から部下へ命令であったとしても守られていなければトラブルは発生する。

 

良いコミュニケーションとは、「コミュニケーションがある」ということ

 

良いコミュニケーションとはコミュニケーションがあることだ。

あれば良いのである。

ただ言葉が行き交っているからといって、そこでコミュニケーションが交わされているとは限らない。

悪いコミュニケーションとはコミュニケーションが全くないことや、あるいはコミュニケーションのようなものが交わされていることである。

 

 

コミュニケーションを始めたら必ず受け取ったとメッセージを送る

 

コミュニケーションのルールとして始まれば、必ず完了させなければいけない。

それはしっかりと相手に受け取ったと相手に伝えることである。

これがされなければコミュニケーションは成立しない。相手は常に一人答えを探し続ける状態になる。

 

コミュニケーションに目的・結論はいらない

コミュニケーションは勝ち負けのゲームではなく、自分の優位性を示すためのものでもない。

会議だと結論が必要かもしれないが、双方向のコミュニケーションにおいて目的や結論を設定する必要はない。

 

 

誰もが、コミュニケーションは少し怖いもの

初めからコミュニケーションが得意な人がいるのではない。

みんな勇気を出してコミュニケーションに参加してきたことで、コミュニケーションの取り方を磨いてきたのだ。

 

 

相手を変えようと強要してはいけない

あなたに相手を変える権利はない。

それは相手への非難へつながる。

人はその人の自発性によってのみ、変化するものである。

 

 

コミュニケーションは人間関係を変えていくものである  

コミュニケーションによって間関係は変わっていく。

今まで仲が悪かった人との関係が良くなったり、またその逆も然り。

 

 

 

コミュニケーション能力が高い人が持っている考え方

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コミュニケーション能力の低い人は自己中心的な思考の持ち主

 

まず悪い例から考える。

自分は人に悩みを相談したいが、一方で人の相談は聞きたくないという人がいるとしよう。

この手の人はコミュニケーション能力が低い人である。

要するに自分のことで頭がいっぱいで、他人の状況に興味がない。

しかも他人も自分と同じように自分に関心を持っていると無意識に考えている。

こういう人は「なぜ自分は、人と同じようにコミュニケーションが取れないんだろう」と悩んでいたりする。

簡単に言えば自分のことばかり考えていて、相手も自分の気持ちや状況を汲んでくれて当たり前だと思っている。

そういった図々しく甘ったれた性根が透けて見えるから、相手をしても得する人間でないと思われてしまい、周囲から避けられるのである。

 

 

コミュニケーションの本質とは相手の「真の欲求」を知ることである

 

そもそもコミュニケーションとはなんなのだろうか。

コミュニケーションとは自分の想いを間違いなく相手に伝えるものという考え方をしている人は根本的に間違っている。

その考えからは自分は尊重しても相手は尊重しないというの利己的な態度がうかがえる。

そのような気持ちを持っていれば相手は敏感にそれを読み取るだろう。

そのような人を利己的なコミュニケーターとしよう。

利己的なコミュニケーターは人にはしっかり伝える。

しかし利己的な根拠のため断られることもある。

そして「あの人は私を理解してくれない」と怒る。

そもそもなぜ相手があなたに合わせないといけないのかだろうか。

自分の想いを伝えるためにコミュニケーションを学ぶことはやめたほうがいい。

では何のためにコミュニケーションを学ぶのか。

それは、相手の真の欲求を知るためである。

これがコミュニケーションの本質である。

 

 

真のコミュニケーションに最も必要なのは「敬意」である

 

本末転倒であるが人間関係を長く良好に保つためには「コミュ二ケーション能力」だけが全てではない。

なぜかというと、上っ面のコミュニケーションから信頼は生まれないからだ。

上部を繕っても、時間の無駄なのである。

では真のコミュニケーションに絶対の条件はなんなのだろうか。

それは「敬意」をベースに人間関係が気付けているかという点である。

良好な人間関係を保つために、最も大切なのは「敬意」である。

そういえば僕も、奥さんのことを尊敬している。人は尊敬がベースにないと長く良好(?)な人間関係は気付けないのかもしれない。

 

 

真のコミュニケーターは、世間は自分に興味がないことを知っている

 

コミュニケーション能力が高い人が持っているたった一つの超男らしい考え方とな「世間は自分に興味がないと知っている」という考え方だ。

基本的に人間は頭の中に自分のことでいっぱいで、他人のことを考えているときはほとんどない。

コミュニケーション能力が高い人はそのことを理解している。

だからまず相手を理解しようとする。

相手にとって必要な情報を提供するために相手中心に物事を考えるのだ。

「世間は自分に興味がない」というシビアな現実をしっかり受け止める強靭な精神力の持ち主に、誰もが惹かれるのは当然のことだろう。

 

 

 

コミュニケーション能力を高めるため磨くべき5つの力

 

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会話力の初歩である「雑談力」を身につける

雑談力は会話において初歩のスキルである。

これは、誰とでもたわいもない話題で盛り上がったり、仲良くなる力である。

人間関係において潤滑油となるような効果がある。

大概の人はこの雑談力が身についているだろう。

そしてこの雑談力を極めるだけでも、社会生活を送る上で大きな力となる。

雑談のネタは中身のない話で問題ない。

例えば、その日の天気や、社会的な事件、芸能ニュースなど、いつも常時ストックしておくと使える時がある。

僕の職場は女性が多く、ランチ時など小さい休憩室で数人でご飯を食べることがあるが、沈黙となることも少なくない。

なんとか空気を変えようと、話題を探すがそういう時に限って、話すネタがない。

そのような時に当たり障りのないテレビのニュースについてコメントできたりすると、その場が温まり会話につながったりする。

当たり障りのない話題で雑談できる力は実生活においても活きる知恵だと思う。

 

 

「要約力」を身につけることで、スマートな会話を目指す

会話において、要約力があると知性を感じさせる。

ダラダラと話すより、つまりこういうことだよねと、話を要約できることで周りはあなたに一目置くようになるだろう。

僕は論理的思考を学び、この要約力を高めることの投資効果は大きいと実感している。以前よりコミュニケーションがうまくとれるようになったし、理解もできるようになった。

要約力を高めるには語彙力アップをはかるのが効果的だ。

言葉を多く知っているだけで表現の幅が広がる。

ではどうやって語彙力を増やせば良いか。

語彙を増やすためには、読書をする、四字熟語や慣用句、故事成語を学ぶなどがおすすめだ。

それらは受験用の参考書などでも多くまとまったものがあるのでチェックしてみるのもよいだろう。

 

空気を読むための「分脈力」を身につける

多人数で会話する時など、分脈力が重要になってくる。

分脈力とは会話の前後関係を理解し、話の文脈を捉えて大きなズレなく会話の波を乗りこなす力である。

女性ばかりの職場において大人数で会話をすることもあるが、間を読んだり、関係性を考慮したりと何かと気を使う。

このような時もちろん文脈力を必要としていて、的確に会話に乗らないと割と痛かったりする。

しかし今でも苦戦している。

この文脈力があるというのは、コミュニケーション能力が高く、思考力も兼ね備えているということである。

文脈力を鍛えるためには、やはり本を読むことで鍛えられる。

目次と現在読んでいるページを見比べながらその本の断片がどのような文脈に当たるのか考えることで磨かれるだろう。

 

 

日本人は「感情読解力」を身につけておくべき

会話とは論理な情報のやり取りのみでなく、感情が結びついたものである。

そして、私達日本人は、常に相手の感情に配慮したコミュニケーションをとることを重視する文化の中で生きている。

そのため話の論理性や必然性より人間関係に配慮をする傾向が強い。

欧米では会議でも上司に対して議論することが当たり前であるが、日本だと上司に対して議論したりすることはなかなかしないだろう。

相手の感情を繊細に読み解くことが能力が重視される。感情読解力を鍛えるには、文学作品を読み、主人公の感情の変化をたどることなどが効果的だ。

多くの文学作品を読み込むことで言外のコミュニケーション能力を磨いていこう。

 

リーダーシップを発揮するための「支持する力」を身につける

リーダーとしての資質があるか否かの際の判断基準として指示する力がある。

組織において部下に対して支持ができないと組織のパフォーマンスが落ちる。

部下からすれば、的確な指示が出来ない上司は、無能であると評価されるだろう。

指示するときのポイントとして、行動の理由をしっかり伝えていくことで、部下もこの上司は論理的で有能であると信頼につながる。

 

 

さいごに

「コミュニケーションとはそういうことだったのか」

と理解が深まったのではないだろうか。

コミュニケーションの基本原則を知り、コミュニケーション能力が高い人の根本的な考え方を知り、会話の基本スキルを学んだことで、あなたのコミュニケーションスキルは間違いなく向上したはずだ。

コミュニケーション能力を磨くことで自分の人生が豊かになり、周りの人の人生も豊かにすることができる。

ぜひ一緒にコミュニケーション能力を磨いていこう。