メンタルを整えるために身につけておきたい3つの習慣
些細なことで気持ちが不安定になり、思考が悪い方向へと向きがちではないだろうか。
僕は恐らく他の人と比べ精神的に落ち着きがない方だ。
精神と身体のバランスが崩れないよう日々を過ごすことは大事なことだと思う。
その積み重ねが人生をより良い方向へ導いてくれるのではないかと考えている。
勿論、人間は誰しもが、常に人間関係や、将来について不安や悩みを抱えながら生きている。
僕はけっこう、メンタルが不安定になる時期がある。
焦ってしまって、雑念のようなものが消えない時もある。
そのような時は、生活リズム乱れ、何かに救いを求めて没頭しまうことがある。
例えば、読書や、ネットに答えを探すように情報を得ようとする。
気持ちの浮き沈みの波は人によって様々であると思うが、出来るだけ落ちすぎず、また上がりすぎず淡々と日々を送りたいと考えている。
基本的に人間の悩みは、「お金」「人間関係」「健康」「将来」の4つであるとされている。
そしてどれか1つに問題があれば自力で解決できるのだそうだが、2つ重なると他者の力を必要とするとのこと。
例えば、職場でひどいいじめにあって、仕事に支障が出ている上に、体調を崩し病気を患ってしまった場合、イメージしてもらえば分かると思うが、かなりきつい。
心に余裕はなく、立ち直るのに多くの時間を費やしてしまうかもしれない。
一人では生活できず家族に負担がかかる可能性がある。
しかし、2つの悩みが重なる前に、「今自分は調子悪いな」とセルフコントロールができれば危機を回避できるかもしれない。
最小限のダメージで食い止められるかもしれない。
幸福であるとは、あらゆる面でバランスが取れて生き生きと自分らしく過ごせることではないだろうか。
バランスを崩さないように日々を過ごすためにはどうすれば良いのか。
自己啓発書のようになってしまうが、基本的なことを押さえておくことでメンタルを安定させ、生活の基盤を作っておくことは有益だと思う。
自分の生活を振り返りながらまとめてみた。
1 お金の不安をなくす
貯金をする
僕は働き出して何年も貯金が出来なかった。
給料をもらったら、マンションの家賃、車のローン、携帯代などの固定費の支払いをし、残りのお金は貯金することなくほとんど飲み代や、服代、遊びに使い、本当にギリギリの生活を送っていた。
そのため給料日前になるとお金がなく、精神的に追い込まれて、すべての事にやる気がなくなる。
まともな食事も取らないから、仕事にも影響が出ていた。
人にとってお金がないということは、もろにメンタルに悪影響を及ぼす。
余裕がなくなる。
強い不安から生活への影響が大きい。
そのためメンタルを安定させておくためにも一定額の貯金をしておくことは大切である。
出費のコントロールをする
なぜお金がすぐなくなってしまうのか。
要はもらった給料に対して、生活するために全部でいくらの支払いが必要で、結果どれくらい余るのか全く把握していなかった。
給料は同世代と比べるとそこまで悪くはなかったので、少しの贅沢を重ねてしまう。
ちょっと高いシャツを買ってみようとか、今日は外食しようとか。
あらゆる固定費と流動費を洗い出し、1ヶ月に生活するのに最低これだけお金が必要だと分かったら、残りのお金をどうするか貯金するか、自己投資にあてるのか考えなくてはならない。
給料の全体図を早めに完成させ視覚化しておく必要があったのだ。
頭に投資して不安をなくしておく
もちろんサラリーマンだと毎月の給料は決まっていて、だいたい1ヶ月自
分のために使える額もそんなに多くないだろう。
その少ない余ったお金を貯金するのか本などを買って自己投資するのかは個人の自由だ。
僕の場合はかなりの額を本代に突っ込んだ。
自己啓発書もたくさん買った。
自分の頭脳に知恵を蓄えておくことでいつかその知恵を使って稼ぐことができるかもしれないと思っていたからだ。
現在進行形であるが僕はお金を本代に使うことは良い投資だと思う。
2 人間関係を良好に保つために努力する
職場で良い関係を維持するために、コミュニケーションを取ろうとする
僕の会社は女性が多くいる職場だ。
女性が多いと雑談が本当に多い。
愚痴やネガティブな話しも確かに多いが、それでもコミュニケーションないよ
りはましだろう。
もちろん楽しい話しに越したことはないが。 職場では一言も会話がないことを想像するとあなたは耐えらえるだろうか。
人間は会話をして声をだすことで気が晴れ、気持ちが通じ合うことで幸福感を抱くようにできている。
アメリカの調査結果によると、年収が750万円を超えると、それ以上増えても幸福感は上がらないのだそうだ。
つまり一定のレベルを超えると収入と幸福感は直結しなくなるということだ。職場において場を温め「会話」ができる環境があることは幸福感につながるのだ。
そのためにも「会話力」をつけることは現代社会において必須である。
家族とのコミュニケーションを大切にする
僕は既婚で、小さい子供いるが、家族とのコミュニケーションを大切にするよう心がけている。
家庭が上手く回っていないと、仕事にも影響がでる。
家庭内で尊敬されていないと、職場ではもちろん尊敬されなく、家庭内の状況と職場での状況はリンクするのだ。
人間関係に悩みを抱えている人は、まず身近な家族を大切にすることから始めるべきだろう。
家族関係が良好であれば、それは幸福感に直結する。
夫婦間であれば、お互いの話しを聞き、休日にみんなで楽しめる遊びの予定を立てたり、ゆっくりした時間を過ごせるようにしたい。
交友関係を広げておく
はっきり言って、僕の交友関係は狭い。
しかし多方面の交友関係があることで自分の可能性も広がるだろう。
自分が属するコミュニティが広がることで友人から良い刺激をもらえることもあるだろう。
自分の可能性を広げるためにも様々な事に興味を持ち、繋がりを作り、情報交換を行い視野を広げていこう。
3 自分の身体を良い状態に保つ
休養、睡眠を一番優先する
睡眠はいわば脳の充電であり、睡眠不足は集中力を著明に低下させる。
十分に睡眠を取っていれば頭への負荷も少なく、精神的なゆとりもあるだろ
うが、ただ睡眠がとれていないだけで、集中力低下からあらゆる行動に生
支障をきたす。
しかも睡眠時間が大切なのではなく、何時に寝るかが重要である。
夜22時から2時までに成長ホルモンは分泌され、それによって疲労を回復させる効果がある。
食事、飲酒に気を使う
食事は腹八分目にしておくことが大切だ。なぜなら急激に食べることで血糖値が急に上がり、集中力・思考力への悪影響あるから。
つまり食べすぎると頭が働かなくなる。
血糖値の波を緩やかにするためには、間食をとるようにすると良い。
また夕食を食べてから寝るまで時間は4時間は開けた方がよい。
寝ている間に胃の消化にエネルギーを使ってしまい、疲れがとれにくく
なるため。
効果的な睡眠のためにも夕食の時間は早めにとるようにしたい。
軽い運動を習慣にする
運動はストレス解消になる。
僕はランニングを始めたことで、体力がついたし、運動することで頭がすっきりして集中力もあがった。
運動をしない人は、その費用対効果を見くびっている。
軽い運動後は体ジワーと温かくなり本当に気持ちがよい。
筋トレもランニングとともに始めたが、これはメンタルを鍛えるのに効果がある。
体が引き締まると自信がつくのである。
ここ一番という時にグッと堪えたり、我慢ができるようになった。
さいごに
この3つを押さえておくことで、メンタルを常に整えておくことが大切であるという結論に至った。
現代社会は、ストレスを受けやすく、メンタルを常に整えておくことが大切である。
自分を常に良い状態に保ちがなら、日々を過ごしていきたいところだ。
生活リズムが狂いやすく、落ち着きがない人は参考にしていただけたらと思う。